スペイン語が英語より簡単な最大の理由

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スペイン語は日本語に似てる?

「日本人にとってスペイン語は習得しやすい簡単な言語」

って、聞いたことはありますか?

意外?でもほんまやで。

最大の理由は、、、

カタカナ読みで通じるねん。

カタカナ読みで通じる

スペイン語は「旅のスペイン語会話集」みたいな本に書いてある、"カタカナをそのまま読むだけ" 大抵のことは通じます。カタカナ読みで通じるという事実は、スペイン語が英語より簡単な最大の理由、と言ってしまっても大げさではありません。(イタリア語など、カタカナ読みで通じる外国語は他にもあります。)

英語だとそうはいきません。

カタカナ読みのままだと"超なまってる人"になってしまい、現地の人は何を言っているのか理解してくれないのです。

突然やけど、スペイン語やで。

¿Dónde está la estación?

ンデ エス ラ エスタシン? (下線部はアクセントを強く)

駅はどこですか?

英語やったらこんな感じやで。

Where is the station?

ホェアー イズ ザ ステーション (。。。ちょっと変なカタカナ??でもこんな感じでカタカナにされていることが多いのではないでしょうか。)

スペイン語と英語の読み方を日本人がなるべく発音しやすいようにカタカナにしてあるのですが、ネイティブの人にとっての聞こえ方が全然違います。

スペイン語の方は、

それほど訛って聞こえない。

のに対して、

英語だと、

理解できないくらいめちゃめちゃ訛って聞こえている。

なんでやろ?スペイン語って簡単なん?

発音が似ている

スペイン語と日本語の発音には共通点があります。

「発音」って言うか、「音節」が似てるっちゅうのが大きいねん。

日本語の母音は皆さんご存知  あ い う え お

スペイン語の母音は  a  e  i  o u

順番が違いますが、母音の音が5つで同じです。

そしてそれらの発音が極めて似ているんです。

しいて言うなら、u の音が日本語の う  より口を尖らせて音を出すくらいです。(これもそれほど気にしなくても大丈夫。)

日本語は「母音で話す言語」です。この点で言うと、「スペイン語も同じ」です。

日本語ほどではありませんが、スペイン語でも多くの単語が母音で終わります。

単語の終わりだけ見てな。 例えば "ドア" は "puerta"、"象"は "elefante"。

英語やったら、"door" とか "elephant" みたいに子音で終わるやん?

スペイン語には、日本人の耳に入って来やすい音がたくさんあるのです。その分、日本人にとってスペイン語は簡単と言っていい部分はあります。

一方、英語だと母音は諸説ありますが、16〜26個と言われています。"諸説"あるということは、はっきりしていないということで、そうなると身につけるのも大変です。)

短母音、長母音、2重母音、3重母音、、、それを聞いただけで  "シンプル母音5種" で育っている私たち日本人にとっては難解です。

さらに、英語は「子音で話す言語」です。子音ってはっきりしない音が多いので、それを相手に良く伝えるために、英語ネイティブは自然と声がデカくなる。とまで言われています。

母音はもちろん大切ですが、英語は子音の発音をマスターしないと、なかなか相手に通じる会話力を身につけることができません。

スペイン語やと、発音マスターへの道が結構近いってことやねん。

スペイン語と日本語は似ている音が多い。

聞き取りやすい。

リスニングの上達が早い。

正しい発音を身につけるスピードが早い。

スピーキング自体の上達も早い。

ええことづくしやん。

日本人にとってはスペイン語の方がスムーズに学べる部分がある、ということは間違いなさそうです。

文法も似てるの?

スペイン語の文法はどうでしょうか。

。。。

スペイン語と日本語の文法は全く違います。

スペイン語はラテン語に由来する言語。

日本語は、言語学的には "類縁なし"の孤立した言語なんです。(諸説ありますがそれはおいといて。リンク先: Wikipedia "日本語の起源")

共通点を見つけ出す方が難しいと思います。

でも似てるところ、見つけたで〜

主語をいちいち言わない

スペイン語は、動詞の活用形にバリエーションがたくさんあることで、

主語をはっきり言わずとも

"誰が"

"いつ"

その動作を行ったのか知ることができるという特徴を持っています。

こんな感じやで。

No comí nada.

ノ コ ナダ

私は何も食べませんでした。

英語だと、

I didn't eat anything.

同じ意味の文ですが、スペイン語では主語を明記していません。

主語付きで書くと、"Yo no comí nada." やで。"comí" は "comer" (食べる) の一人称単数のシンプルな過去の形しかありえへんから、"私 (Yo)"って書かんくても誰のことかわかるねん。

スペイン語は、動詞の活用から主語が「私」であることがわかるので、言う必要も書く必要もないんです。「カタカナ読みで通じてしまう」という、スペイン語が英語より簡単な最大の理由には敵いませんが、これも日本語とスペイン語の共通する部分のように見えます。

英語だと文法のルールとして主語を書かないとおかしなことになることは皆さんご存知の通りです。

え?とは言っても日本語と似てる?

と思いましたか?

それでは、日本語を考えてみましょう。

「お昼に何か食べた?」

と質問されたとします。答えとして、以下のうちどちらがよりスムーズに聞こえますか?

ア:何も食べてないよ。

イ:私は何も食べてないよ。

どっちが自然?

日本語も主語をいちいち説明しない方が、自然な言い方に聞こえることが多くありませんか。強調したい時には主語をはっきり言います。この特徴はスペイン語でも似ています。この点においてもスペイン語は日本人にとって比較的簡単な言語かも知れません。

これって結構な共通点ちゃう?

語順が結構自由

スペイン語で文章2つみてみよっか。

●Sachiko trabaja en la escuela.  

チーコ(主語) トラッハ(動詞) エン ラ エスラ(副詞句)

さちこは学校で働いています。

●Trabaja Sachiko en la escuela.

トラッハ(動詞) サチーコ(主語) エン ラ エスラ(副詞句)

どっちも正しい文章です。"En la escuela" から始めても、若干不自然かも知れませんが、間違いとは言い切れません。

英語だと、いきなり動詞で

"Works Sachiko in the school." というと文法的にアウトです。

"Sachiko works in the school."  正解はこれひとつしかありません。

日本語やとこんな感じやんなんな。

「さちこは学校で働いています。」

「学校でさちこは働いています。」

「さちこは働いています、学校で。」(これはちょっと不自然でしょうか。。)

スペイン語と日本語には、語順を入れ替えても文法的に間違いではない、という共通点があります。

これも日本語話者の私たちにとって、スペイン語がなれ親しみやすい言語であると言える共通点なのではないでしょうか。

スペイン語と日本語の共通点をこのように探していくより、事実としてもっと似ている言語はお互いに存在します。

スペイン語ならイタリア語やポルトガル語などと本当によく似ていますし(Wikipedia 語族の一覧)

日本語なら韓国語やモンゴル語は文法的にもよく似ていると思います。(Wikipedia 日本語)

モンゴル人のお相撲さんって日本語うまいし、韓国人の有名人も日本語ペラペラの人多いやんなぁ。

しかし、「西洋言語と日本語」を比較した時、スペイン語と日本語は似ているところが多い、と個人的には思います。

少なくとも、「英語と日本語」よりはずっと。。。

英語は日本人にとって、音のバリエーションや発音の違いでとても難易度の高い外国語なんです。

それが唯一の原因とは言いにくいですが、日本人の英語レベルが高くない理由の一つであることは間違いありません。

スペイン語を勉強することによって日本人が得られる大きなものは、言葉より何より

「自信」

現地の人に通じる、という自信。

スペイン語だとこれが手に入りやすい!

英語ではこの自信が湧きにくい。。。

英語むっず〜と思ったら、ちょっとスペイン語やってみぃへん?

思わぬ発見があるかもしれませんよ。

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